【本】この世で一番大事な「カネ」の話 西原理恵子 著

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ドラマ化もされたのでご存知の方も多いと思いますが、あの西原さんがお金について話している本です。

これを読みおわった時、本当に大きい衝撃を受けました。

ただただ西原さんの半生記が、わたしの知っている世界とは大きく違いすぎる。

だからこそ、西原さんには見えた「モノ」があり「信念」があり、それに圧倒され……。わたしが気がつかなかった多くのことを教えてくれました。

うまく言えないけど、

「お金がない」ということの「本当の」辛さや悲しさ。(わたしは昔は「お金がない」としょっちゅう思っていましたが、全然甘っちょろかったです。)

人が人であること。人が人であることをやめないこと。

貧しさの、負のループを超えた向こう側に、人はいくことができるんだろうか。

……わたしは、お金ブログを書いているけど、わたしの経験じゃこんなセリフは絶対出てきません。それぐらい西原さんの見てきたものは重くてつらい。

目の前のことに逃げずに立ち向かうという「本当の」意味。

才能がある人は、その才能を頼みにして、華やかな道をどんどんつき進めばいい。そうじゃない私には別のやり方があるはず。

売り込みで何社もまわるうち、同じ業界でもいろんな仕事があるってことがわかってきて、わたしは逆にちょっとだけ希望がわいてきた。もしかしたら、最下位の自分にもしっくりくる場所が、どこかに、きっとあるのかもしれない。(中略)

だけどね、最下位のわたしのチャンスは、そういう絵のうまい人たちが絶対に行かないようなところにこそ、あったんだよ。

そして「働く」「お金を稼ぐ」ということの尊さ。

どんなに煮詰まってつらい時でも、大好きな人に裏切られて落ち込んだときでも働いていれば、そのうちどうにか、出口ってみえるもんなんだよ。

働くことが希望になる。人はみなそうあってほしい。(中略)

人が人であることをやめないために、人は働くんだよ。

分かりやすいように少し引用してみたけど、引用したいところが多すぎて本当に困る!!削るところがないのです。

この本は、お金や様々なことに悩み、そして乗り越えた西原さんだからこそ書けた、優しくて熱い気持ちが感じられる本だと思います。

わたしは最初、立ち読みで~なんて気軽な気持ちで手に取ったのですが、すぐにこれ買わなきゃ!とレジに直行。

見かけはちょっと手に取りずらいかもしれないけど、一度ぜひ読んで欲しい本です。

ribon_s この世で一番大事な「カネ」の話 西原理恵子 著
文庫本がでたのでリンク先は文庫本にしています。(そのため、写真と本の装丁がちょっと違いますが同じ本です。)

火車と同じく、本当におすすめの本です。

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