がん保険で人気の「入院保障」「通院保障」。実は役に立ちません。

がん保険に入るかどうかずっと悩んでいるのですが、いろいろ悩んだおかげで、少しだけポイントが分かってきました。

がん保険では、「入院保障」や「通院保障」を重視してしまいがちですが、実はこの二つはあまり役に立たない可能性があります。

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今は外来でがん治療を行う時代

今は手術の有無にかかわらず、外来で癌治療を行うような時代です。

というのも、手術をしても「術前・術後補助化学療法」といって手術をする前に癌を小さくしたり、手術の後、念のため抗癌剤を使うことによってとり切れていない小さい癌を除くことがあるからです。

(手術だけでがん治療が済んだという場合は、初期の発見で運がいい人なのです。)

また、薬だけで入院せず、がんの治療を行うこともあります。なので、今の時代、がん治療は外来治療で薬代がかかる治療になっています。

(薬を使う期間は半年ぐらいのもあれば、ずっと飲むのもあります。癌の種類やステージによって違います。)

そして、通院時にかかるお金については、入院保障がいくら手厚くても保障対象外。(ただし、日帰り入院が対象なら、抗癌剤を点滴で入れる場合は役に立つかも?)

じゃあ、通院も保障していればいいのかと言うと、そうではないのです。

実際、がん保険で保障される通院保障って?

というのも、通院は「通院した日」に対して保障されるもの。抗癌剤は、14日ごとに通院のものもあれば、3ヶ月に1回受診というものもあります。

大腸がんの場合、2週間に1回通院という治療方法がありますが、乳がんや前立腺がんのホルモン療法は3か月に1回通院することが多いです。

そして、お薬は次回通院日まで「まとめて」もらうもの。

今の抗癌剤は高額なものも多いため、高額療養費が適用になる方も多いです。

通院保障10,000円/日じゃ、実は足りない!

例えば、高額療養費のおかげで通院時の医療費が約6万、8万円あるいは17万円/月になりました。

でも、通院したのは月1回。その場合、がん保険の通院給付は1万円です。

……安心だと思っていた保険もあまり頼りにならないのです。

つまり、一見、入院が手厚かったり、通院保障があると安心だけど、思ったほど入院しなかったり通院保障があっても焼け石に水になってしまうことがあります。

結局、「がん診断給付金」が一番使いやすい。がんと診断されたときにある程度まとめて受け取れるお金があれば、どんな治療でも役にたちます。

なので、ここの保障が厚い保険選びが一番のポイントで、その次に入院保障と通院保障を考えるのがいいのでは?と思ってます。

先進医療について

それと、これは市民セミナーで大学病院の医師が言っていたのですが、癌の場合は「先進特約」はつけて欲しいとのこと。

大学病院だからこそだとは思うし、癌になったからと言って全員が先進医療対象の治療にはならないと思うけど、先進医療をしてみたい患者さんだったけどお金で断念せざるを得ない経験が多いみたいで、強くおっしゃってました。

(先進医療特約はそんなに掛け金も多くないので、つけてもいいのかな?と個人的には思います。)

以上なのですが、保険の選び方、見直し方の参考になったらうれしいです。

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